原料栽培

日本各地でそうだったように、信州でも澄んだ水のある沢山の地域ではかつて紙漉きが行われていました。そのほとんどは冬季間の副業で貴重な現金収入として広まったようです。長野市の旧戸隠村や旧鬼無里村、そして小川村辺りまで、川伝いに紙が漉かれていて、「山中紙」と呼ばれていたそうです。
北信の山沿いでは未だコウゾが自生しています。紙の記憶ではそのコウゾを探して育てる活動もしています。現在は飯山、鬼無里にて栽培中。また現在はオランダにて栽培を準備中です。